素朴だけどずっと心に残る歌。何度でも聴きたくなる歌。心を動かされずにはいられない歌――宮崎吾朗さんの歌詞と手嶌さんの優しい歌声が、楽曲が見事にマッチしていて、じんわりと涙が出ました。
どの曲もゲド戦記の背景・世界観が織り込まれた歌詞なので、原作ファンにはたまらないアルバムです。想像をかきたてる言葉の選び方が上手い!
しかも1曲1曲に物語があるようで、未読者でもゲド戦記の奥深い世界に触れられると思います。
映画主題歌「時の歌」は長い時を生きるものが遠い所から見つめているようなイメージの曲ですが、誰かを想う切なさにも聞こえました。悲しいけれど優しい歌。
「竜」は竜と人の成り立ち。語るように歌う声は、過ぎ去った過去の もの悲しさを漂わせているようです。原作でも惹かれた話なだけに、かなり好みな曲ですよ。(この曲は読売新聞のゲド戦記応援CMにも使用)
ゆったりとじっくりと聴きたい一枚です。
手嶌葵さんの心地いい歌声がどの曲と歌詞にも合っていて、それぞれの歌の情景が目に浮かんできました。
ほとんどの曲が少し物悲しい曲調なのですが、4曲目の「別の人」と6曲目の「ナナカマド」という曲は割りとテンポ
のいい歌で何度も聴きたくなるような曲でした。
宮崎監督の詞がとてもいいし、曲に乗せるのが難しそうな言葉でもうまく谷山さんが作曲していて、編曲もピアノ伴奏
のみだったり、シンプルなのにオーケストラのような壮大さがある。
歌手の年齢の若さから、深いところまで歌いきれていないと感じる人もいるかもしれませんが、悲しさを分かっている
ようで分かってない、そんな不安定で未熟な部分があるからこそ色んな想像を巡らせ、感情移入してしまうように思います。
ゲド戦記を読んだことはありませが、竜や登場人物について歌われた曲なので映画を観る前にこの歌集を聴いておけば映画の世界に早く入り込めるのではないでしょうか…。
「テルーの唄」がすごくいいと思った方は気に入るのではないかと思います。
まず、宮崎氏がその歌声に一目惚れしたという声。そして、心に染み込むような歌詞、それらを繋ぐメロディ。とても調和していて、心に直接響いてきます。萩原朔太郎氏の「こころ」に着想を得たという「テルーの唄」は、このアルバムのなかで一番その世界観を表していると思います。
童謡や民謡の様に、優しくて、懐かしくて、切なくて、という感情を思い出させてくれる曲がいっぱいありました。
ぜひ聞いてみてください。自分は「久々に青空を見上げたような気持ち」になりました。

1. テルーの唄 WMP
【ご注意下さい】こちらは「テルーの唄」のシングルバージョンのPVです。「ゲド戦記歌集」収録バージョンとは異なりますのでご了承下さい。
手嶌葵のファーストアルバム。2006年公開、スタジオジブリ宮崎吾朗第一回監督作品「ゲド戦記」の挿入歌「テルーの唄」の別バージョンに加え、主題歌「時の歌」を含む全10曲。映画「ゲド戦記」の世界観を心の奥底にふれる素朴な曲で表現。この映画を通して手嶌葵と運命的な出会いを果たした宮崎吾朗監督が、彼女のために映画制作の合間を縫って収録曲の全曲を作詞。アルバム全体を通して聴くと「ゲド戦記」のイメージを思い描くと同時に、彼女の飾ることのない「素」の部分と、個性的な側面を垣間見ることができる。
作詞:宮崎吾朗、作曲:新居昭乃、谷山浩子
【アーティストについて】
2006年6月7日「テルーの唄」にてデビュー。「ゲド戦記」の挿入歌「テルーの唄」と主題歌「時の歌」の歌唱を行い、また劇中ヒロイン<テルー >の声優も担当する。2003年と2004年に、出身地である福岡で行われたTEENS'MUSIC FESTIVAL協賛「DIVA」に出場。その歌声が聴衆を魅了したのはもちろん、2005年の3月には韓国で行われたイベント「日韓スローミュージックの世界」にも出演し好評を博した。その当時の彼女の歌が、スタジオジブリ鈴木プロデューサーと、今回の「ゲド戦記」の監督でもある宮崎吾朗氏の耳に届く事になり、デビューへの足掛かりとなった。
<初回盤封入特典>
『「ゲド戦記」公開記念特製D-PACKプレゼントキャンペーン!』
「ゲド戦記」の公開記念として スタジオジブリ・プロデュース 「ゲド戦記歌集」の初回生産盤とゲド戦記・オリジナルサウンドトラック初回生産盤の2種類を購入して頂いたお客様を対象に「ゲド戦記」特製D-PACKを全国300名様に抽選の上プレゼント!!
(詳細は商品に封入されています応募要項をご確認ください。応募締め切り:2006年9月1日消印有効)
※初回盤がなくなりしだい通常盤に切り替わります。ご注文はお早めに。
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