今でも、最初の一分間を見てしまったら、すべての作業を打ち切り、最後まで見てしまう自信があります。
終盤、上空に消え去っていくラピュタにひとり残されるロボットの姿が感動的で、今でも忘れられません。
ストーリー、テンポ、意外性、音楽、どれを取っても素晴らしく、若かりし頃の宮崎駿の沸騰寸前の血流を感じます。
それにしても、この映画を見終わると、なぜ悲しい気持ちになってしまうのでしょう?
最初はワクワク、中盤はドキドキ・ハラハラ。そしてなぜか、エンディングにはハッピーエンドにもかかわらず悲しい気持ちになってしまったものです。
今になって思えば、見終わることによって、この素晴らしい世界から抜け出さなければならないのが悲しかったんだと思います。
この映画に登場する「飛行石」などは、以後の様々なジャンルのメディアに、その制作段階でヒントを与えてきました。
その結果、ラピュタの世界観はこの映画以降、巷に溢れた感が若干あります。
この映画のクオリティは決して酷評に晒されるよなものではないのですが、この映画を低く評価する子供が少数いるのは、そのせいなのかもしれません。
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